長所と短所の伝え方③
今回も面接での短所の伝え方を解説していきます。
短所のときは、ただ短所を言うだけで終わりにしないようにしましょう。
「自分の短所にどのように向き合っているか」ということまで話すと、面接官に好印象を与えられます。
つまり、「改善するために努力していることを話す」のがポイントです。
<例1>
私の短所は、心配性なところです。
何か初めてのことをするときには、事前によく調べて、安心できるまで行動できないというところがあります。
そこで、最近はすぐに下調べに取りかかり、他の人にアドバイスをもらうことで、早めに行動に移せるよう努力しています。
<例2>
私の短所はせっかちなところです。何でもすぐにやりたくなってしまい、その結果ミスをしてしまうことがあります。
どうしたら短所を改善できるか考えてみたところ、ミスをするのは一度にたくさんのことをしようとして、集中できずに急いでしてしまっていることに気がつきました。
それからは、毎朝スケジュールを組み立てることにしました。何にどれくらい時間がかかるか、優先順位の高いものは何かを考えてから取りかかるようにしています。
それで、今は時間に余裕ができて、ミスをすることも少なくなりました。
面接官は単に受験生の短所を知りたい訳ではありません。
この質問を通じて、受験生が自分を客観的に見ることができているかどうかを確認しています。
自分なりに短所を捉え、向き合っている姿勢が伝えられれば合格はぐっと近づくでしょう。